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2012年4月 2日 (月)

主題 <わたし自身があなたといっしょに> 

聖書箇所 創世記 46章    (2012年 4月 5日)

今日のみことば「わたし自身があなたといっしょにエジプトに下り、また、わたし自身が必ずあなたを再び導き上る。ヨセフの手はあなたの目を閉じてくれるであろう。」(4)

 主からの確信を求めて
 ヤコブのもとに兄弟たちが帰ってきて、ヨセフが生きていてエジプト統治者となっており、家族たちをエジプトに迎え入れて下さるとの報告を聞き、ヤコブは信じられなかった(45:26)。
 それでも、ヤコブはヨセフとの再会を願い、一族と共にエジプトへ行く決断をした。しかし、ヤコブの内心はどこかエジプトに下っていくことに不安を感じていた(3)。
 ヤコブの家族がベエルーシェバまで来た。そこで、ヤコブは、神にいけにえをささげた。かつて、ヤコブの父イサクが、エジプト行きを禁じられたのを思い出していたのかもしれないが(26:2)、エジプトに下っていくことについて、主からのさらなる確信を求めていけにえをささげたと思われる。(1)
 その時、神ご自身からの力強い励ましと、約束のメッセージが与えられた(3、4)。 ヤコブにとってするならば、ヨセフのいるエジプトに下っていくことは、最終的にはエジプトの地で、ヨセフの手によって見守られつつ、生涯を閉じていくことになるということも含まれた約束であった。まもなくの生涯の終わりを告げられる内容でもあり、さらなる不安がおそってくるかと思えば、このことを示され語られたヤコブは、むしろ前向きにエジプトへと向かって出発している(5)。それは、どのように生きていくにしても、主が共にいてくださるということに、一切の不安、恐れは消え、主からのさらなる確信と平安をもって進むことこそこれに勝る幸いはないことを示してくれている。
 不安、恐れを一掃して下さる神が共におられることを覚えよう。