主題<これを純金でかぶせ>
聖書箇所 出エジプト記 37章 (2012年 5月19日)
今日のみことば「そして、上面と回りの側面と角を純金でかぶせ、その回りに金の飾り縁を作った。」(26)
契約の箱や燭台、香りの壇などを作成する。その方法が詳述されている。契約の箱は、モ-セによって与えられた十戒とマナを壺の中に納めるのです。
アカシヤは材質に優れた木材であり、美しく強固である。ただ、このアカシヤの木はどれほど優秀であったとしても、美しく、堅固であっても、さらにこの上に純金をおおうのです。
『純』は交じり気のない、本物の、不変の、高価な、などの意味もあろう。本章は純金と純粋な香りの高いかおりの二つが記されている。
純粋な金でアカシヤが覆われた時、見られるのは金である。
キリスト者の生涯もまた、きよい神様を内に宿す存在である。その生涯はキリストの救いのみわざによっておおわれて贖われたのです。生来の私たちはどれほど優秀であろうが、そのままで主のお役に立つことはできない。優れているほどその人の栄光になってしまうだろう。
反対にどれほど劣っていようがキリストの純金の恵みによっておおわれたなら、そこにはキリストの栄光が見られるのです。
今日一日がキリストの恵みに包まれた歩みにしよう。
<祈り>主よ、今日一日があなたの恵みによって与えられ、あなたの恵みだけを輝かす日でありますように。アーメン