主題 <モーセの顔のはだは光を放った>
聖書箇所 出エジプト記 34章 (2012年 5月16日)
今日のみことば「アロンとすべてのイスラエル人はモーセを見た。なんと彼の顔のはだが光を放つではないか。それで彼らは恐れて、彼に近づけなかった。」(30)
モ-セは再び四十日間、神の山に登り、神と顔と顔とを合わせるようにしてみ声を聞いたのです。この時示された啓示は今後のイスラエルの生活の基本線を形造っていくのである。石の板二枚に今度はモ-セが刻んだのです。
神ご自身のご性格が6~7節に啓示されている。豊かなあわれみの神は、罪をゆるす方であって、恵みを千代まで及ぼし、罪については3、4代にまでとある。神を知る、と言うことは神に似た者とされてゆくことをすでに学んでいる。神はあわれみによってイスラエルとも異邦人とも関係を持たれるが、このあわれみを知った者だけが他者にあわれみで接することができる。
愛のない者に神はわかりません。なぜなら神は愛だからです。愛の人にさせてくださいと切に祈った瞬間こそ神が分かったときなのです。モ-セは親しく神と交わりました。それで下山して人々にメッセ-ジを語ったとき人々はその肌から出る光のため恐れ、近付けなかったという。何というすばらしい恵みの体験であったろう。神とともに過ごす時間が多ければ多いほど、人は神に似てくるのです。その顔は変わってきます。
恵みと栄光を反映させつつ歩む一日でありたい。Ⅱコリント人への手紙3;16-18
<祈り>
神様、あなたとの交わりの深みへと導いてください。アーメン。