主題 <あなたに向かう、つぶやく不平をわたしが静めよう>
聖書箇所 民数記 17章 (2012年 7月 5日)
今日のみことば「わたしが選ぶ人の杖は芽を出す。こうしてイスラエル人があなたがたに向かってつぶやく不平をわたし自身が静めよう。」(5)
人々のモ-セに対するつぶやき、不平不満は、ほかならない神様が聞いておられた。壁に耳あり、障子に目あり、神に耳ありなのである。
神はこのつぶやく不平を好まれていない。神の民からこうした高慢とつぶやきを無くしてしまいたいのだ。つぶやきや不平は神の民にとって相応しくないからです。つぶやきはその人の価値を低くし、滅ぼしてしまうのです。つぶやきや不平の言葉は人々に伝染するのです。つぶやきは、信仰がないことの証拠でもあります。
神はイスラエルの12部族の中で神に近く仕えるためにアロンを立てたことを証しなさいます。念を押します。つぶやきを止めさせるために。
アロンの杖が翌日、芽をふき、つぼみを出し、花を咲かせ、実を結んでいた。短時間に。そう、奇跡によるあかしです。
人のつぶやきをやめよという命令ではなく、神自身からのあざやかな証明でした。今も立てられた器へのはっきりしたあかしをさせてくださるのは、神です。
私たちの置かれた立場がどんなに素晴らしいものか、そして忠実に主のわざに励む働き人を認める信仰を持たなければならないかを思う。そうでないと、自分と周囲に大きなわざわいを持ち込むことになるのです。
<祈り>主よ。あなたが備えてくださった素晴らしい奉仕の場所を感謝します。心からつぶやく不満を取り去り、恵みを思う心を与えたまえ。