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2012年7月 2日 (月)

主題 <絶えず、ささげられるいけにえ>

聖書箇所 レビ記  6章     (2012年 5月28日)

今日のみことば「アロンとその子らに命じて言え。全焼のいけにえのおしえは次のとおりである。全焼のいけにえそのものは、一晩中朝まで、祭壇の上の炉床にあるようにし、祭壇の火はそこで燃え続けさせなければならない。」(9)

1~7節には「罪過のためのいけにえ」について続けて教えられているが、特に、隣人から預かった物等に対する不正ついて書かれている。他人に損害を被らせた場合、被害者に損害総額に五分の一を加えて支払わなければならず、聖所で定められた相当額の雄羊を祭司のところに持って行った。これは、犯罪の被害者として、被害当事者の人間だけでなく、主なる神の前に罪を犯したということが意識されているため、神の前に犠牲をささげていく必要があるということを明確に示している。悔い改めていくということは、神の御前にあってなされるべきことであることを示していると言えよう。
 8~30節では、再び幾つかのささげ物について細則が語られている。その中でも、全焼のいけにえ(9-13)は、祭司が、これを一晩中朝まで、祭壇の上にあるようにすること(9)。そして、朝ごとに「全焼のいけにえ」と「和解のいけにえ」をささげ、祭壇の上から、火を絶やしてはならないこと(13)が教えられている。「全焼のいけにえ」は神の前における全き献身を意味し、「和解のいけにえ」は神と人間との交わりの回復を意味し、この献身と和解のためのいけにえが、絶えず、ささげられていかなければならないことが教えられている。今日の私たちも、一日を始める朝ごとに、神の前に献身と和解を確認していくことの重要性を覚えなくてはならない。そのためにも、主のみえしえなる聖書のみことばに良く聞く者とならせて頂きたいと思います。