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2012年9月20日 (木)

主題 <くじで割り当てられた地>

聖書箇所 ヨシュア記 16章   (2012年 9月12日)

今日のみことば「ヨセフ族が、くじで割り当てられた地の境界線は、東、エリコのあたりのヨルダン川、すなわちエリコの水から荒野に出、エリコから山地を上ってベテルに至り、」(1)

 イスラエルの領土の分割はくじで割り振られたということです。これからずっと生活をする場所です。十分な調査と計算を立てて、決定することが賢明のように思えます。しかし、この極めて重要な決定は神にゆだねるのです。
聖書には、大切な事柄をくじで決めるということが記されています。新約聖書には、ユダが脱落した後の十二使徒の補充をくじで引き、マツテヤを当てています(使徒の働き1;24-26)。
丂饧尵侾俇丟俁俁亀16:33 人はくじをひく、しかし事を定めるのは全く主のことである。』(口語訳聖書)とあります。
 神の善と神の知恵を信じて、神の意志にゆだねる意味があるのです。<みこころをしてください>と祈るのが信仰者の姿勢です。
 それは決して投げやりになって、人生を放り出すのではありません。絶望して行き詰まっている状況の中で手をこまねいて傍観しているのでもありません。
 神は、一羽の小雀さえ目を留めておられるのです。目を留めるとは、じっとたたずむようにして見ている姿でしょう。私たちの進む道を主はじっと見ておられ、最善な所領、最善な測り綱が降ろされる場を見定めている。

<祈り>主よ。あなたは知っておられます。明日の私の生活のすべてを。それゆえあなたの御手にゆだねます。アーメン