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2012年9月20日 (木)

主題 <主のみことばに聞き、実行する> 

聖書箇所 申命記 30章     (2012年 8月23日)

今日のみことば「まことに、みことばは、あなたのごく身近にあり、あなたの口にあり、あなたの心にあって、あなたはこれを行なうことができる。」(14)

 1~2節には、回復の条件が提示される。それは、神の民が罪の結果として散らされた国々の中で、主に立ち返り、心を尽くし、精神を尽くして御声に聞き従うことである。
 3~10節では、回復の約束と、回復に伴う祝福が告げられている。全能の神にとって、ご自分の民を再び集めるのに障害となるものは、何もないのである。
 6節に注目しよう。「心を包む皮を切り捨てて」とは、神の民の外的しるしである割礼を思い起こさせることばである。ここでは心に割礼を受けよという意味で、罪を悔い改め、神に聞き従う心のことを指している。
 11節によれば、神が求めておられることは、決して実行不可能なむずかしいものでも、現実離れしたものでもないことがわかる。12~13節は11節を説明したことばである。実に神のみことばは、天にあるのでもなく、海のかなたにあるのでもない。ごく身近にあり、「あなたの口にあり、あなたの心にあって、あなたはこれを行うことができる」のである(14)。
 今や、神の民は「いのちと幸い」か、「死とわざわい」かを(15)選択することが求められているのである。
 神は、私たち人間を、自由意志を持つ者としてお造りになった。与えられた自由意志によってどちらを選択するかは、人生で最も重要な決断である。
 絶えず、みことばに聞き、選択して、実行することができるように祈りましょう。