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2012年9月20日 (木)

主題 <ひとりの預言者を起こそう> 

聖書箇所 申命記 18章     (2012年 8月11日)

今日のみことば「わたしは彼らの同胞のうちから、彼らのためにあなたのようなひとりの預言者を起こそう。わたしは彼の口にわたしのことばを授けよう。彼は、わたしが命じることをみな、彼らに告げる。」(18)

 祭司やレビ部族は、イスラエルの十二部族のように相続地を持ってはならなかった。主ご自身が、彼らの相続地だったからである(1、2)。神は彼らを聖別し、ご自身に仕える者とされた。彼らの必要の一切は、神が備えられるのである。
 9~14節では、イスラエルは、異邦の民の忌みきらうべきならわしをまねてはならないと厳しく戒められ、具体的な例が挙げられている。イスラエルの民は、偶像礼拝と関係している自分の息子、娘に火の中を通らせることは禁じられており、また、占い、まじない、呪術、霊媒、口寄せ、死人に伺いを立てることなどに、決して頼ってはならなかった。今日、私たちの身近に、こうした悪霊の働きが見られるのである。
 15節以降には、主はイスラエルの中から「私のようなひとりの預言者」を起こされると語っている(15)。この来るべきひとりの預言者とは、イエス・キリストにほかならない。
 イエス・キリストは、神と民との間の真の仲保者であられ、神のことばを語られるお方である(18)。私たちも、聖書を通して、このお方が語られた神のみこころを、聞くことができるのである。このお方が語る神のことばを拒む者は、神から責任が問われる(19)。
 私たちは主イエスに従い、みことばに教えられて歩む者とならせて頂きたい。