主題 <主を忘れてはならない>
聖書箇所 申命記 8章 (2012年 8月 1日)
今日のみことば「気をつけなさい。私が、きょう、あなたに命じる主の命令と、主の定めと、主のおきてとを守らず、あなたの神、主を忘れることがないように。」(11)
イエスは、ヨハネからバプテスマを受けられた後、荒野でサタンの試みを受けられた。サタンとの対決の時に、主は申命記6章と8章のことばを思い起され、そのことばを用いてサタンの誘惑を退けられた(マタイ4:1~11)。「人はパンだけで生きるのではない」(3)。「あなたがたの神である主を試みてはならない」(6:16)。「あなたの神である主を拝み、主にだけ仕えよ」(6:13)と書いてあると言われたのである。申命記のこれらの句は、私たちを、神との交わりの堅固な基礎に導く。
きょうの箇所でも、「あなたの神、主が、この四十年の間、荒野であなたを歩ませられた全行程を覚えていなければならない」(2)というみことばから始まって、イスラエルの民に対する神の過去のご真実についての話が語られている。今までに、平穏な時だけでなく、困難な時にも神があなたの生活の中で示されたいくつかの重要な祝福を思い出してみよう。
モーセは、約束の地に入ろうとする民に彼のメッセージは、「どなたが、なぜ、あなたがたをここに連れて来られたかを決して忘れてはならない」であった。私たちは特に、物事がうまくいっている時に、主を自分の生活から締め出しやすい。そして、私たちは高ぶる(14)ことがある。そして、主に従う者にとって、高ぶりは死の口づけである(19、20)ということを覚えなくてはならない。
主のみことばに聞き、従順に歩む者とならせて頂きたい。