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2013年1月16日 (水)

主題 <心砕けているものに>

聖書箇所 列王記第一  21章  (2012年12月30日)

今日のみことば「彼女(イゼベル)はアハブの名で手紙を書き、彼の印で封印し、ナボテの町に住む…人々とにその手紙を送った。」 (8)  

 悪妻は一生の不作というが、幼稚なアハブに悪賢い妻イゼベルがいたのは、家庭生活にも国家にも大きな損失であった。
 箴言には「賢い妻を得るは主よりの賜物である」とありますし、31章10~31節にもしっかりしたすばらしい妻のことが記されている。弱さを持つ人も良い援助者を得るときに、大いに神に用いられることをたくさんみています。
若いクリスチャンの方々は、将来への良き伴侶に恵まれるよう今から祈り備えるべきです。また既婚者は、良き夫、良き妻として神に仕え、妻や夫に仕える道を祈り、学び、訓練されてすすむことが大切です。
 さて、イゼベルは夫アハブがすねて、ふて寝しているので、偽証人を立てて願い通りナボテの畑を不正の手段の中で手に入れるのです。イゼベルにすすめられて、さっそく畑に出向くアハブ王の姿はまことにみっともない。そしてその行為を神は見逃さないのです。預言者を遣わして神のさばきが告げられる。
 すると、アハブが打ちしおれてしまうのを見た神は、何と大きな憐みをかけているかが、29節にある。神は、心砕けているものに何と恵み深いかの証明でもある。ああ、神の知恵は、恵みは底知れない。(ローマ人への手紙11;32)

<祈り>主よ。日々に、賢い生き方を聖霊に導かれて歩めますように。