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2013年1月16日 (水)

主題 <主の前に悪を行うのではなく…> 

聖書箇所 列王記第一  16章  (2012年12月25日)

今日のみことば「オムリは主の目の前に悪を行ない、彼以前の誰よりも悪いことをした。」(25)

 本章に出てくる五人の王、バシャ、エラ、ジムリ、オムリ、そしてアハブ王たちは、聖書の歴史に登場するが、いずれも『悪をした』という悲しい記録を残したのです。国王という立場が、国民や神に対する信仰的、道徳的、指導的なありかたが一層求められているのです。
 私たちの生涯もまた、小さな立場のように考えやすいですが、もし最後の時にあなたが紹介される時「彼はわが家の祖先として、悪を行なった」というレッテルしか貼られととしたら、何と寂しいことでしょう。
 また彼は小さいことに忠実だったと評価を受けるでしょうか。神は人を良きわざのためにつくられました。ことにクリスチャンは良きわざのために、特選の民として選ばれているのです(エペソ人への手紙2;10)。
今日一日の生きる歩みも、遠い将来のための一歩であります。
 この代々の王たちは、決して偶像教徒ではなく、イスラエルの十部族、神の民だったのです。神の民は聖別されればすばらしいが、しかしひとたび神に背くと、その破滅、責めは大きいものです。
 教会の中から、こうした代表が出ぬように心せねばなりません。牧師や信徒の中から出ないように。

<祈り>主よ。私の生涯を聖別してください。歴史に残る罪の記述がありませんように。罪人ですが、主に対して誠実にならせてください。