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2013年1月16日 (水)

主題 <主は心を見る>

聖書箇所 サムエル記第一 16章 (2012年10月31日)

今日のみことば「しかし主はサムエルに仰せられた。「彼の容貌や、背の高さを見てはならない。わたしは彼を退けている。人が見るようには見ないからだ。人はうわべを見るが、主は心を見る。」」(7)

  サウルが王位から退けられたのは、彼の能力や手腕に問題があったからではなく、ただ、主のみことばに聞き従わなかったからであった。そ
 主はサムエルに新たな王を選ばれるに際して、すべきことを教えると約束なさり(3)、サムエルもまた、主が告げられたとおりを行なった。
 サムエルの前に連れて来られた、エッサイの七人の息子たちの中には、主が選んでおられる者はいなかった。サムエルが「容貌や、背の高さ」を見て、この人こそと思ったエリアブも、主は退けられた。  
エッサイの末子ダビデは、野で羊の番をしていた。彼はまだ若過ぎると、父エッサイは考えた。しかし、その外された者こそ、主がお選びになった者であった。主の選びは、しばしば人の思いを越えていることが分かる。
 油注ぎと共に主の霊を受けたダビデは、ただちに王位に着かせられることはなく、その祝福された音楽の賜物を用いて、悪しき霊に脅かされるサウルを慰め癒す者として仕えることになった(23)。
 主の選びは見た目のうわべではなく、その人の心であるということは、今日の私たちにも同様の主の目が注がれているということを覚え、私たちの心の内側をとりあつかってくださる主の前に真実に生きることができるように祈りましょう。