主題 <クリスチャンの影響力>
聖書箇所 列王記第二 12章 (2013年 1月12日)
今日のみことば「ヨアシュは、祭司エホヤダが彼を教えた間はいつも、主の目にかなうことを行なった。」(2)
クリスチャンの影響力を考えてみよう。今日の日本の政治や宗教、経済、道徳への影響力はわずかであることに戦慄を覚える。なぜなら、キリスト教の光が届かない所に、不正、不道徳、もうけすぎ、堕落が必ずあるからです。
一祭司エホヤダが、霊的な指導を王と国家になすことのできたような時代は日本に来ないのであろうか。神はいつの時代にも、献げきった器を用いて、国家の衰退を食い止める働きをしてきた。あの沈みかけた大英帝国に再び栄光をあらしめたのは、ジョン・ウェスレーたちのメソジスト運動であった。彼らが国家の道徳となり、英国労働党を生み、あらゆる点にまで、ことに道徳的覚醒は著しいものであった。
しかし残念なことに、ヨアシュは、エホヤダが去った後はマイペースで、ついに悲惨な死に終わる。
我らは旧約を鏡とし、前輪の轍を踏むことなきよう学びたい。
<祈り>主よ。まず、私が主の前に徹する信仰生活を歩ませてください。そして、周囲へのあたたかな、正しい霊性を及ぼせますように。