主題 <神に仕える夫婦>
聖書箇所 列王記第二 11章 (2013年 1月11日)
今日のみことば「しかし、ヨラムの娘で、アハズヤの姉妹のエホシェバが、殺される王の子たちの中から、アハズヤの子ヨアシュを盗み出し、…隠した。」(12)
迫害の中にも、神の慰めを与える人物がいることは幸いである。
アタルヤは、善王ヨシャパテのもとに嫁したイゼベルとアハブの娘です。アタルヤの悪は、イスラエル王家とユダの国の大きな災禍となり、人間による荒廃に及んだのです。たった一人の悪も、その背後にある社会的原因を無視できない。
しかし、ここに、どんな社会的困難をも恐れずに、戦う夫婦がいる。
それは、エホヤダとエホシェバの王族の祭司夫婦です。国家を憂い、将来のために、ヨアシュを危機のために助け出し、それから丸7年間、隠すことと共に、アルタヤの悪政にも沈黙してすごします。
二人は一人に勝る。神のみこころを求める夫婦は、何と幸いであろう。彼等の献身的奉仕が、滅亡寸前のユダを宗教改革に導き、危機から一時守られます。バアルの偶像は倒され、一応一掃されます。
神に仕える夫婦は、この世の反対、苦しみに共に戦う特権があります。
<祈り>主よ。どんな自分の置かれている状況が困難でも、この夫婦のような強い信仰、祈りの中の忍耐をお与えください。アーメン