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2013年7月 3日 (水)

主題 <神殿の再開が始まる>

聖書箇所 エズラ記  5章     (2013年4月 5日)

今日のみことば「そこで、シェアルティエルの子ゼルバベルと、エホツァダクの子ヨシュアは立ち上がり、エルサレムにある神の宮を建て始めた。」(2)  
 しばらく、工事中止の挫折の中にあって、預言者が主の霊の導きによって、指導者を励ましたのです。
1節にあるようにこの時に建てられた神の人は、ハガイとゼカリヤです。ハガイはハガイ書の著者、ゼカリヤもゼカリヤ書の著者です。ハガイ書には、神の民が自分たちの家に安住して、神の家が荒れ果てている。だから、稼いでも稼いでも穴の開いた袋に入れるだけだ(1;4~6)と激しいメッセージが語られた。ゼカリヤ書にも、「わたしに帰れ。そうすればわたしもあなたがたに帰る。」(1;3)と激しく霊の悔い改めを迫るのです。
私たちの仕事や計画も人間的なことだと中止に終わりますが、ことは神によって始められた神殿再建計画は、神の働きですから、神がこれを成し遂げるのです。このように神を信じる神の人になりたい。
新規まき直し、ということわざがありますが、困難に直面して進む道が途絶えたかに見えましたが、神のみ霊に導かれた器は、神の幻に生き、人々を動かしていく。
こうしてゼルバベルとヨシュアは立ち上がります。20年程の停滞も、また再建を妨害する人も、どれほどに強くとも問題ではない。信仰によって立つ決意をします。こうして宮を建て始めたのです。この決断に強い励ましがありました。神の人の声です。人間的な計算を越えて、神の目をもって、現代を進むのです。どんな敵の妨害があっても、押し殺せない強い霊的な力があります。聖書こそ、この悪魔の働きを打ち破り、敵の城塞を破壊する。<祈り>主よ。困難の中からこそ、立ち上がる勇気が生まれます。