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2013年7月 3日 (水)

主題 <エズラの祈り>

聖書箇所 エズラ記   9章    (2013年4月 9日)

今日のみことば「私の神よ。私は恥を受け、私の神であるあなたに向かって顔を上げるのも恥ずかしく思います。」(6)

 エズラの努力によってイスラエルが神殿中心となり、宗教改革は見事に成功しました。そう見えて順調に進んでいたときに、大きな問題が発生しておりました。それは、結婚の問題でした。忌み嫌うべき風習にあった女性と民のつかさたちが結婚していったのです。民のつかさ、代表者たちがこの不信の張本人(2節)となっている報告を聞いて、エズラは色を失って座り込んだのです。
 結婚はユダヤ人にとっても極めて重要であり、生活も信仰も規定されてきます。異教の妻たちによって、王たちの人生が狂っていったことにより全イスラエルに及ぼした悪影響ははかり知れません。教会の指導者
も、またよき結婚を通して神の栄を現すようにありたい。
 ここで、エズラは、実に長い長い祈りを神様にささげます。あれほどの困難の中に主に従ってきたつかさたちが、一安心したときに足元が崩れたのです。人間は悪魔の力に対し、安全な人は一人もいない。激しい
祈りの中に、主の助けを請い求めたエズラの祈りを私たちもささげたい。

<祈り>主よ。長い危機のときを通過して、心の緩みに付け込みサタンが働くことがないようにお守り下さい。