主題 <この谷にみぞを掘れ>
聖書箇所 列王記第二 3章 (2013年 1月 3日)
今日のみことば「主はこう仰せられる。「この谷にみぞを掘れ、みぞを掘れ。」」(16)
人生は常に新しい問題と祈りに向かわされるのです。その都度、へりくだって神の導きを求めることを忘れたなら、必ず大きな困難と主を傷つける結果になることを学んでおきたい。
さて、イスラエルの王に新たな問題が出てきた。モアブの謀反を片付けなくてはならない。そこで、預言者エリヤが神の声を語る。それは、谷にみぞを掘れと二度も語られていることです。みぞの大きなものが谷と言えるでしょうが、そこにあえてみぞを掘って水を流すようにして、何の利益がありましょうか。平地にみぞを掘るなら理解できますが。
現代は、合理主義が教育され、何でも合理的に考えて、行動しようとする。しかし、この現代でも、神の約束を信じて自分の心に謙遜な谷に、さらに自己を砕くみぞを掘るという服従をするなら、神は水を満たし、敵を撹乱させ、奇跡を行われる。
旧約聖書の物語の中に、新約聖書の大きな霊的な真理が含まれている。
<祈り>主よ。心のみぞをもっと深い溝を掘り下げ、恵みを通す器に。