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2013年7月 3日 (水)

主題 <求めなさい>

聖書箇所 列王記第二   2章  (2013年 1月 2日)

今日のみことば「『…求めなさい。』すると、エリシャは、「では、あなたの霊の、二つの分け前が私のものになりますように。」と言った。」(9)

 この世の野心家は沢山いるけれども、一方で信仰の世界での清められた野心、大志を抱く者が現れなくてはならないのです。「わがめぐみ汝に足れり。」という謙遜な深い信仰告白もその面では大切である。しかし、神はさらに大いなる恵みを賜わると言われているのです。へりくだる者でありつつ神のためにビジョンを求める者になれ、とすすめている。
 エリシャは、エリヤにスッポンのように食いついて離れない。
ギルガル(1節)から、ベテルヘ(2節)、エリコへ(4節)、ヨルダンへ(6節)と固執するように神の祝福を求めている。このような霊的渇望こそ、よりよき者へのステップになってゆくと思えるのです。
 この真のきよめ、聖霊のみたし、恵まれることを求めないとするならば、まもなく我らの求めが人間的な求めに堕してしまうことであろう。
 神に大事を求めよう。求めの切なるによって答えた悪しき裁判官のように、執拗な熱心な祈りに、神様は渇いておられる。
 先生であるエリヤ、偉大なイスラエルの父、イスラエルの戦車と騎兵に匹敵するエリヤ、この自分の師の2倍の霊を求めたエリシャは、おとなしい反面、激しい内なるものを秘めていることに気付かせられる。

<祈り>主よ。偉大な神の人の二倍の霊を与えてください。