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2013年7月 3日 (水)

主題 <城壁の完成を喜ぶ民>

聖書箇所 ネヘミヤ記 12章    (2013年4月22日)

今日のみことば「こうして、彼らはその日、数多くのいけにえをささげて喜び歌った。神が彼らを大いに喜ばせてくださったからである。女も子どもも喜び歌ったので、エルサレムの喜びの声ははるか遠くまで聞こえた。」(43)

 城壁の修復が完成し、感謝をもって神にささげる奉献式が行われた。まず、レビ人と歌うたいが、各地から、またエルサレム周辺からも集められた(28、29)。シンバルと琴に合わせて感謝の歌を歌い、喜びを表すためであった(27)。祭司とレビ人は、自分たちの身をきよめ、民と門と城壁をきよめた(30)。神にささげられるものにはきよめが必要であった。これは、儀式であるが、もしも内面に神と向き合う心がないならば、やがては単なる形式に終わってしまう。
 二つの大聖歌隊が編成され、(恐らく、南西の谷の門から)時計の針と反対の方向に城壁の上を回るエズラの一隊と、それとは逆方向に回るネヘミヤの一隊が、神の宮で合流した(31-40)。そこで、聖歌隊は神を賛美し(42)、祭司は多くのいけにえをささげ、民も心を共にして喜び歌ったので、はるか遠くでもその声が聞こえた。ここでは、喜びが神から来ていることが強調されている(43)。度重なる困難を乗り越えて、そして、失われていた城壁が再建されたことは、神のあわれみなくしてはなかったことを思うとその喜びがおおきなものとなったことは当然と言える。
 私たちも、苦難と戦い、先の見えないような歩みも、主の導きの中にあるならば、必ず神が喜ばせてくださる日が来ると、信じたい。