主題 <ダビデの祈り>
聖書箇所 歴代誌第一 17章 (2013年2月11日)
今日のみことば「今、あなたは、おぼしめしにより、あなたのしもべの家を祝福して、とこしえに御前に続くようにしてくださいました。主よ。あなたが、祝福してくださいました。それはとこしえに祝福されています。」(27)
ダビデは、主の契約の箱を安置し、神殿の建設を考えた(1)。しかし預言者ナタンを通して、主はその提案を退け、同時にダビデの家にとこしえの王国を立てることを約束された(4-14)。ダビデは約束に対する感謝をもって祈りをささげました。
ダビデは祈りの冒頭で、自らを「しもべ」と呼んでいる(17)。ダビデは大きな祝福の中に置かれていても、それが主のあわれみによるものと見なしていた。主はダビデをよくご存じのお方であり、みこころのままにすべてをなされるのである(19)。
また、ダビデは、主なる神を人間的な思いで小さくしてしまうことはない。主が異教の神々とは異なり、歴史を支配なさるお方であることを覚えて祈っている(21)。彼の祈りは個人的であるとともに、民全体を代表する祈りでもある(22)。彼は主の恵みの豊かさが、自らとイスラエルとに与えられることを確信している。自分の生涯以前と以後のイスラエルの歴史を支配しておられるお方に、信頼して祈りました。
ダビデには神殿を建てることは許されなかった。しかし主は、ダビデの家に起こされる王国が、主によって堅く立てられるという祝福を約束された(10-14)。ダビデはその約束が、そのことばどおりになされることを願って祈りました(23、24)。
ダビデの主への信頼とその姿勢にならい、私たちも主にゆだね、主による祝福に期待して祈る者となりましょう。