主題 <主の律法の書の発見>
聖書箇所 歴代誌第二 34章 (2013年3月29日)
今日のみことば「行って、見つかった書物のことばについて、私のため、イスラエルとユダの残りの者のために、主のみこころを求めなさい。」(21)
ヨシヤ王は悪王マナセの子であったが、南王国の末期にあって、特筆すべき良き王であった(2)。ヨシヤは8才で王となり(1)、16才で主を求め始め、20才でユダとエルサレムをきよめ始めた(3)。詳しくは記されていないが、彼の十代において信仰の成長があったことがわかる。
その青年王は20才で、ユダとエルサレムにあった様々な偶像を取り除き始めた(3-7)。若さもあって、多少、その方法は乱暴に感じる。また列王記の並行箇所を見ると(Ⅱ列王23:4以下)、そこでは祭司たちの骨を焼いたことが、その偶像の祭壇を汚すためだとある(同23:16)。しかし歴代誌では同じ行為について、それがきよめの行為であるとしている(5)。共通して言えることは、ヨシヤ王は、偶像の礼拝所を真なる神に対して汚れた場として厳格に認めたのであり、その背きの場を破壊したことで、それはきよめの行為なのであった。若いヨシヤ王は、神への背きが、神の聖さをそこなう汚れであるということを、しっかりと見ていた。
ヨシヤ王に助言する者がなかったが、偶然にも主の宮において律法の書を発見し、この主のみことばがヨシヤ王の改革を進めていく力にったことは間違いない。ヨシヤ王はしっかりと主のみことばに聞き、みこころを求めていくように勧めました。
私たちも、今日、みことばに聞き、主のみこころを求めて歩み出していけますように。