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2013年7月 3日 (水)

主題 <奮い立つ聖徒たちによって>

聖書箇所 エズラ記  1章     (2013年4月 1日)

今日のみことば「そこで、ユダとベニヤミンの一族のかしらたち、祭司たち、レビ人たち、すなわち、神にその霊を奮い立たされた者はみな、エルサレムにある主の宮を建てるために上って行こうと立ち上がった。」(5)

 歴代誌はイスラエルの民が自らの不信仰、神への不従順の故にバビロンへ捕え移されて終わっている。しかし、「バビロンに七十年の満ちるころ、わたしはあなたがたを顧み、あなたがたにわたしの幸いな約束を果たして、あなたがたをこの所に帰らせる。」(エレミヤ29:10)と預言されていたように、再びエルサレムへ帰還することができる約束、希望が与えられていた。
 エズラ記1章は、まさにずばり預言通り、一人のペルシャの王クロスを奮い立たせて実現されるのです(1)。奮い立つ感動は、クロス王が命令を出してイスラエルの民が帰還しただけではなく、イスラエルの民のかしらたち、祭司たち、レビ人たちも神にその霊を奮い立たされて、エルサレムに帰還し、神の宮の再建という大事業に着手しようと旅立つ決意をしています(5)。
時代も人も変わる中に神の介入があり、イスラエルの民がエルサレムに帰還し、神殿再建の大事業に携わるように民を導かれるのは神の豊かな介入があったのです。摂理の神は、停止したかに見える世界をずっと導き続けておられた。
 いつ、どのような時代でも神が働きかけてくださり、人々を力づけ、導いてくださり、自らの力では不可能と思われるような大きな働きのために用いてくださることがしばしばです。
今日を生きるキリスト者一人一人にも同様である。神は私たちを奮い立たせ、力づけてくださり生きるように導いてくださる。私は、この神のことばで前橋教会へ遣わされる勇気を得たのです。