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2013年7月 3日 (水)

主題 <主に礼拝と感謝をささげるために> 

聖書箇所 エズラ記  2章     (2013年4月 2日)

今日のみことば「一族のかしらのある者たちは、エルサレムにある主の宮に着いたとき、それをもとの所に建てるために、神の宮のために自分から進んでささげ物をした。」(68)

 エズラ記2章はエルサレムに帰還した人々の記録である。その記録は、帰還したかしらたち(2)、諸氏族別人数(3-20)、帰還地別人数(21-35)、祭司等の礼拝奉仕者たち、歌うたい、門衛、宮に仕えるしもべたち、ソロモンのしもべたち(36-58)が記録されている。帰還者の合計は42,360名と記されています(64)。
 この章で特に帰還した者たちの中で神殿再建のために進んでささげものをした者たちがいたことです(68-69)。
ささげた者たちは「ある者たち」とあるように、民のすべてがささげたというのではなくて有志の者たちであり、それらのささげものは今日にすれば相当多額なささげものです。これらを彼らは「自分から進んで」ささげたことが記録されています。つまり、彼らはエルサレムに帰還した目的は神殿を再建し、再建するのは何よりも神に礼拝をささげるためであったということです。帰還した者たちの中に主のために多くのささげものをすでに準備し、神がとこしえにあがめられる神殿再建のために十分に備えていた者たちがいたのです。私たちは主に感謝と礼拝をささげるために何を備えることができるか祈りましょう。というのは、1;5節にあるように、強いられて献げるのではなく、進んでささげようとする人々であったからです。神の国は、こうした自発的な献身の行為によって前進していったのです。
使徒パウロも第二コリント人への手紙8章で、献金についての動機と実際を教えている。その進んで献げる人を神は愛して下さることがわかります、天上でもまた自発性が記録されているのです。