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2014年6月13日 (金)

主題 <主の御力の前に>

聖書箇所  詩篇 21篇      (2013年7月 4日)
 
今日のみことば「主よ。御力のゆえに、あなたがあがめられますように。私たちは歌い、あなたの威力をほめ歌います。」(13)

 20篇が、戦いの前に、イスラエルの民によって王のために歌われたとすれば、この21篇は、戦いにおける勝利の後に、やはり民によって歌われた感謝の祈りである。このときの王は神に信頼し、人々もやはり神に信頼していた。そのようなときには、イスラエルはいつも勝利を収めたのである。王は民のために祈り、民は王のために祈った。民の願いはまた、ダビデの願いであったということもできる。
 1~2節は、王の願いを叶えられる神について言われており、王は、神の御力を喜び、また救いを楽しんだ(1)。すなわち戦いに勝利した。神は彼の心の願いを叶えられた(2)。20篇4~5節の祈りに応えられたのである。
 3~4節は、王を祝福される神について言われており、神は、ご自身に信頼して勝利した王を迎えて祝福し、その頭には純金の冠を置かれる(3)。実際に、王が勝利すると、冠を得ることがあった(I歴代20:2参照)。
 王は勝利を求めたが、神は彼に望む以上の祝福を与えられた。信仰者であるがゆえに、神の祝福は永遠に続くものであった(4-6)。
 7~12節は、王の信頼に応えられる神について言われており、王が神に信頼したので、神は恵みによって彼を支え(7)、ご自身が、王に敵対する者を滅ぼされる(8-12)。
 すべてのことを導かれる主の前に、感謝しつつ、歩む者とならせて頂きたいと思います。