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2014年6月13日 (金)

主題 <私の前に主を置いた> 

聖書箇所  詩篇 16篇      (2013年6月29日)

今日のみことば「私はいつも、私の前に主を置いた。主が私の右におられるので、私はゆるぐことがない。」(8)

 ダビデは、ある問題の中で、主の守りを求め、主に身を避けることを願った(1)。王のダビデが、謙遜に神の助けを求めている。私たちもどのような問題であっても、一人で悩み苦しむのではなく、神に身を避けよう。そのように祈ったときに、すぐにダビデには確信が与えられた。彼は神を自分の主と告白し、また幸いが主にあることを告白している(2)。
 このような確信を待った彼は、次に周りを見て感謝する。彼と同じように主を信じる聖徒たちには、独特の威厳がある。彼らと交わりを持つことは、ダビデにとっては大きな喜びであった(3)。しかし、このような素晴らしい主や、また聖徒との交わりを放棄して、異教の神に走る者もあった。彼らは、人をも犠牲としてささげていた。彼らの痛みはやがて増し加わることが言われている(4)。
 ダビデは、主からの恵みを、「ゆずりの地所」「杯」「測り綱」という言葉で表現している(5-6)。「測り綱」は、測量のために用いられたが、主の恵みは正確に測られた土地のように、彼に与えられたのである。
 ダビデが神の恵みを豊かに与えられた最大の理由は、いつも自分の前に主を置いたことである。これは彼が、いつも神を意識していたということであろう。それ故に、どのような悩みや苦しみのときでも、喜びと平安を保つことができた(8-9)。10節は、彼の復活の希望であり、新約聖書の中では、キリストの復活の預言として引用されている(使徒13:35)。
 いつも私の前に主を置くというように、主にある歩みであることを強く意識して歩んでいきたいと願います。