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2014年6月13日 (金)

主題 <主の幕屋に宿る>

聖書箇所  詩篇 15篇      (2013年6月28日)

今日のみことば「主よ。だれが、あなたの幕屋に宿るのでしょうか。だれが、あなたの聖なる山に住むのでしょうか。」(1)

1~2節は、神の幕屋に宿る条件、3~5節は信仰者の実際的な歩みについてである。
まず作者は、神の幕屋に宿る、すなわち聖なる山に住む条件について考える。神の国に住むための条件と考えてもよいだろう。神の答えは、すぐに与えられた。その条件とは、正義と真実を愛することである(2)。
では、その人の具体的な歩みはどうか。3~5節に書かれているのは真実さ、謙遜さ、同情、公明正大さ等である。このような人は、神の守りがあるのでゆるがされることがない (5)。
このように、作者は、エルサレムの神殿に目を留めながら、主に従う生活の大切さを思い起こしている。確かにこのような人がいるとするならば、その人は間違いなく天国に入ることができるであろう。 
しかし、私たちは、日々。このような生活を送っているだろうか。このような条件を守れない、弱い者はどうなるのか。感謝なことに、律法は、不完全な者がなおも救われるための道を示していた。それは、犠牲をささげることによる罪の赦しである。旧約時代の人々は、動物の犠牲をささげつつ、神が約束してくださったメシヤを待ち望む信仰によって救われたのであった。そして、今日、ただ一度、ささげられた犠牲である神の小羊イエス・キリストの犠牲によって(へブル8章)、今はただ、イエス・キリストを信じる信仰によって救われれていることを感謝したい。
神の幕屋、神の国に住む幸いを得ている喜びをもって、主を賛美しつつ、今日も歩んでいきましょう。