主題 <その地に住む民は力強く>
聖書箇所 民数記 13章 (2012年 7月 1日)
今日のみことば「その地に住む民は力強く」 (28)
不信仰には何の得るところもないことを学ぼう。今日は、私たちがしばしば陥りがちになる心の動揺を見つめたいのです。
イスラエルにとって、出エジプトしたのは、約束の地に入るためです。ただし、そこにはたやすく入れるという錯覚があったのです。この錯覚は、その後の大きな生き方に影響を持つことになる。
ビリー・グラハム先生は、クルセードで決心した人々を招く前に、信仰を持つことによる戦いがあることを先に述べて、招くのを見て感動したことを思います。クリスチャンになることには、必ず困難が伴うことを覚悟の上で神に従うのです。
約束の地偵察に出かけた12人の優秀な人物は口をそろえて、約束の地は素晴らしいと述べた。その証拠の品物、ぶどうなどに見せたのです。
しかしその中の10人は、28節のように、<しかし、その地に住む民は力強く、駄目ですといった。彼らは敵の力に圧倒され自分たちはいなごのように思える>と言うのです。
不信仰の思いは伝染する。悲観的なことに、人はきまって同情し、同調する。14章1節には、民は泣き、極端な悪いことを互いにつぶやきあい、悪いことを想像してゆく姿を描きます。不信仰で通り越す荒野は何の益もない事を知らなければなりません。不信仰によっては、決して神のご計画は成就されないのです。どんなに正当からの人には困難や問題が映ってもです。
<祈り>主よ。あなたは恵みの御手をもって導かれています。不信仰にならず、信仰を持ってあなたの命令を信じる者にしてください。アーメン。