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2011年9月 1日 (木)

主題 <異邦人への宣教> 

聖書箇所 使徒の働き 10章    (2011年9月 4日)

今日のみことば「彼は、御使いを見つめていると、恐ろしくなって、「主よ。何でしょうか。」と答えた。すると御使いはこう言った。「あなたの祈りと施しは神の前に立ち上って、覚えられています。」(4)

 異邦人からの最初の改宗者コルネリオが記録されている。神は9章ではサウロ(パウロ)とアナニヤとを会わせるように導かれたが、今日はコルネリオとペテロの出会いを準備された。ちょうど、トンネルの工事を山を挟んで反対側から出発して出会うようなことである。
 コルネリオは百人隊長で先鋭なローマ軍の責任者でもある。百人の部下がいるはずだが、たいていは六十人くらいの部下を持っている。新約聖書で登場する百人隊長はみな信仰的に優れた存在となっている。 
 彼は、異教徒として成長したが、ユダヤ教に属し、信心深い人ではあった。そして彼の配慮は、神の前に覚えられていたのである。彼の祈りと施しは神の前に立ち上っていたのである。神はこのような人に福音を知らせたいと思われたのである。福音を聞く方法をコルネリオに語られた。私たちもまた、ほかの宗教を信じているよい人を尊ぶ必要がある。
 彼らこそ、真理を心から求めているからである。その長年求めてきたものがキリストにあることを見いだす助けを私たちがするのである。ユダヤ人だけではなく、異邦人もまた福音によって救いに入れられることを信じて福音を伝えなくてはならない。
 私たちはこうした人物もまた神によって救われることを深く確信することが絶対に必要である。ユダヤ人同様に神が受け入れて下さること、愛しておられることを確信して祈り、福音を語らなくてはならない。
エペソ人への手紙2;11-13において、実にはっきりと教えていることを学ぶことが大事である。こうして未伝道地へ福音を伝えに出て行く準備ができるのである。