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2011年11月 3日 (木)

主題 <聖霊によって歩む>

聖書箇所 コリント人への手紙第一12章(2011年10月20日)

今日のみことば「神の御霊によって語るものはだれも、「イエスはのろわれよ」と言わず、また、聖霊によるのでなければ、だれも、「イエスは主です。」と言うことはできません。」(3)

パウロは「ぜひ次のことを知っていていただきたいのです。」と強調している。
 一つは、2節は生まれながらの状態では偶像礼拝に走らざるを得ないこと。二つめは、3節の生ける神を礼拝するようになるのは聖霊である神の力によるということである。
 自分の力で決心して神を信じ、自力で信仰に入ることができると思いがちである。また、自分の力で伝道することによって相手に信仰を持たせることができると思いやすい。しかし、神を信じる信仰はすべて神が与えて下さる賜物なのである。
エペソ2:8「あなたがたは恵みのゆえに、信仰によって救われたのです。それは、自分自身から出たことではなく、神からの賜物です。」とある。そして、信仰の原動力が聖霊なる神の賜物であるだけでなく、信仰生活すべての原動力は神からくるものなのである。
 クリスチャンすべては、神からの賜物を受けている。それは、7節にある「みなの益となるために、おのおのに御霊の現れが与えられているのです」。仕えること、祈ること、励ますこと…私たちに与えられている賜物を、教会の中で「みなの益となるために」用いていきたい。
27節には「あなたがたはキリストのからだであって、ひとりひとりは各器官なのです。」と教え、体にはそれぞれ多くの部分があり、異なった働きをするように、教会にも同じような性質がある。
 1,一致(13)2,多様性(14)3,活動がなされる。体と同様に、教会には主要な目的がある。それは神の栄光のため、神の国を広める助けとなる道具として立てられている。キリストの体の一部として、全体のことを考え、自分のすべきことをしていこう。