主題 <祈り支え合う交わり>
聖書箇所 コロサイ人への手紙 4章(2011年11月26日)
今日のみことば「目をさまして、感謝をもって、たゆみなく祈りなさい。」(2)
パウロはコロサイ教会の信徒たちにこの手紙を終えるにあたり、祈りの要請をしています。それはパウロ自身が祈りをもって宣教活動にあたっていた中で、最も重要なことであることを自らの経験としても学び、それをコロサイ教会の人々にも同様に教え勧めるたのでした。
5節「機会を十分に生かして用いなさい」との勧めを今日の私たちもしっかり受け止めていきたいと思います。これは文字通り、与えられている時間、チャンスをいつどのような時にも無駄にすることなく用いるようにという勧めです。このことを福音宣教の拡大のために祈って欲しいという文脈の中で語られています。祈りから始まり、私たちの振る舞い、行動のともなった証しを用いて今日も福音は伝えられていくことを覚えていきたいと思います。
コロサイ人への手紙の最後のパウロのあいさつの部分では、投獄されているパウロをはじめ、共に労している同僚者などの消息の情報を交換しています。パウロは自分の消息を伝えるためにテキコを派遣しています。伝達者を通して大きな励ましをえるために派遣しました。アリスタルコ(10)はパウロと共に投獄されていたテサロニケ人でしたが、彼がコロサイ教会の信徒たちに挨拶をおくっています。このことは人種の越えて、主にある交わりが大きな励ましになることを示しているととらえることができると思います。
今、私たちも、海外に遣わされている宣教師をはじめ、人種を越えて福音が伝えられ、働きがなされている中に、いくつかの祈祷課題があるのを覚えます。今日、私たちも祈りの課題を共有し、情報交換が継続されていく中で、広く交わりを深め、支え合うことが出来るように祈っていきたいと思います。