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2011年11月23日 (水)

主題 <信仰の働き、愛の労苦、望みの忍耐> 

聖書箇所 テサロニケ人への手紙第一 1章(2011年11月27日)

今日のみことば

 テサロニケ前書は、キリストの使徒パウロの初めて書き残された書簡であるとともに、新約聖書の最初の書物である。この書は、パウロが第二次伝道旅行で生み出されたテサロニケの教会に、ギリシャのコリントへ行ってから幾つかの問題を耳にして書いた手紙です。
 一つはキリストの再臨が近いので働かなくていい(4~11)とか、死んだ者は再臨にあずかれないので悲嘆にくれている人(4章13~)などへの解答も与えている。
 初めてテサロニケに行き伝道したのは、言葉だけによったのではない(5節)のであり、力と聖霊と強い確信によってなされたと語る。そして、福音を証しするのにどのようにふるまったことがよく覚えられていた。こうした中ではっきりと主を受け入れた教会員たちは内側から変えられ、その素晴らしい証しはヨ-ロッパの東部に響き渡ったのです。
 それゆえに、異邦人が神を信じたので、信仰の働き、愛の労苦、望みの忍耐の素晴らしい3つの実を結んだのです。
信仰は、働くことで実を結び、眠ってしまうと枯れてしまう。
愛は、心のうちにしまっておくのではなく、労苦を伴ってはじめて意味があるのです。望みは、現実の状況の中で押しつぶされないで、忍耐して結実を待つのです。
 私たちの内なる実はどうでしょうか。
<祈り>主よ。あなたを信じて以来、実を結び広がり続けるキリスト者にしてください。ア-メン。