主題 <新しい創造>
聖書箇所 ガラテヤ人への手紙 6章(2011年11月12日)
今日のみことば「しかし、主は、「割礼を受けているか受けていないかは、大事なことではありません。大事なのは新しい創造です。」(15)
生まれ育ったユダヤ教の世界でもぬきんでて熱心なパウロは、これまで割礼こそアブラハムの祝福を相続する唯一の生き方でした。しかし、すばらしいキリストの救いの全内容を悟り、これまで生涯をかけて歩んできたユダヤ教の律法から自由とされ、新しい創造の日々を歩むのです。
パウロから見ると、割礼を受けるとか受けないと言うことがさして重要なことではないのです。
だから、自分の行いが人よりも立派であるとか、劣れると言った評価から自由になれるのです。
ただし、主にあって善を行うことが自分自身が刈り入れることになることを教えています。善を行う時に、失望が伴うのです。しかし、第一に、外見を意識せずに行うことが出来ます。それは、自分自身の新しい創造の仕事に携わる意識の革命があるからです。
そこで、善をことに信仰のある人々に対して行うのです。それは信仰者を励ますつとめなのです。教会員に対して互いに善を行って祝福を互いに分け合いましょう。
外見だけを意識する割礼を強調する人々よりも、自己を十字架につけて純粋に主を求めるクリスチャンこそ、アブラハムの祝福を示す機会を与えられるのです。
大事なことが新しい創造、霊的な変化です。この世での成功や評価は空虚なことです。