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2011年11月 3日 (木)

主題 <愛を追い求める>

聖書箇所 コリント人への手紙第一14章(2011年10月22日)

今日のみことば「愛を追い求めなさい。また、御霊の賜物、特に預言することを熱心に求めなさい。」(1)

13章で愛がなければ一切は無益だ、妨げになる、邪魔だと語ってきた。そして当時のコリント教会にあったのは異言の問題でした。聖霊によって与えられる賜物としての重要な、愛をこそ追い求めなくてはならないというのです。
「あなた方は御霊の賜物を熱心に求めているのですから、教会の徳を高めるために、それが豊かに与えられるよう、熱心に求めなさい。」(13)と霊の賜物が教会の益のために用いられることです。だれも説き明かす人がいなければ、異言を話すことは無駄であると言っています。御霊の賜物は教会の徳を高めるためにあるからです。異言が自分を高め、特殊な信仰経験を見せ他の人を当惑させ混乱におとしいれる危険がありました。
 徳を高めるとは、キリストを知り、自らを成長させ、人々にキリストがどの様なお方であるかを知らせることです。聞く人の徳を高めることができないことはしないのです。教会において、自分だけ分かる難しいことば、宗教用語を用いず、わかりやすく証しし、祈り、賛美して共に神様を礼拝したいものです。
「それは、神が混乱の神ではなく、平和の神だからです。」(33)神の霊的な賜物を与える神は秩序と平和の神なのです。私たちはこの方に従うとき、集まりは整えられ、前進していきます。突出した霊の働きや賜物を求めるよりも、あらゆる祝福の源泉である神を慕い求めることによってこそ、調和のあるクリスチャンに成長する事ができるのです。