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2011年12月24日 (土)

主題 <恵みによって義と認められ> 

聖書箇所 テトスへの手紙 3章  (2011年12月17日)

今日のみことば「それは、私たちがキリストの恵みによって義と認められ、永遠のいのちの望みによって、相続人となるためです。」(7)

 神の相続者となった私たちの救いの理由、原因とその結果が明瞭に記されている。
私たちはみな以前は、3節にあるように、愚かな者であり、欲情の奴隷であり、憎まれ、憎しみあう存在だったのです。
 しかし、4節のあるように神のいつくしみと人への愛が現われたのです。主イエス・キリストが来られて、私たちを救って下さったのです。
 その救いとは、5節のように、私たちの行いによって救われたのではありません。どこまでも神の大きなあわれみによったのです。聖霊により、新生と更新の洗いをもって救われたといいます。イエス・キリストの十字架による救いを信仰をもって受け入れたときに、生まれ変わったのです。それを洗礼によって表わすこととなります。
 救いの大きな恵みのすべてを聖霊を満たして、そして日々に注ぎ続けていて下さいます。聖霊は神であり、信じた人の中に住まわれています。ですから、地上に生きる間にも、天の御国を心のうちに受け入れているのです。
 徹底してキリストの恵みによるのであり、義と認めていただいています。さらには永遠のいのちの望みによって相続人となっているのです。現実の生活には多くの試練や貧しさがあったとしても、天の御国の相続者であることをしっかりと心に刻みましょう。
 この事実は信じるに価するすばらしいものです。こうした恵みの救いを受けているからこそ、8節にある良いわざに進むように変えられ続けるのです。