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2012年2月 2日 (木)

主題 <終末と聖徒の祈り>

聖書箇所ヨハネの黙示録8章1~5節 (2012年 2月 3日)

今日のみことば「また、もうひとりの御使いが出て来て、金の香炉を持って祭壇のところに立った。彼にたくさんの香が与えられた。すべての聖徒の祈りとともに、御座の前にある金の祭壇の上にささげるためであった。」(3)

ついに第7の封印が解かれます。ところが半時間ほど静けさがあったのです。静けさ、それは私たちの心を覚醒させるものです。この静かな中で自分を取り戻すことができます。ところが神を信じないものにとっては、一時の患難からの解放によって気がゆるみ、悔い改めることができないのです。
私たちは、今の静けさの中で神を求める姿勢を作りたいものです。
3~5節に「聖徒の祈り」が記されています。このすさまじい終末の出来事の中に、驚くべきことに、聖徒たちの祈りが重要な鍵を握っていることがわかります。
患難は外から加えられる苦しみですが、このただ中で聖徒たちの祈りが大切な働きをし、御業が進められていくのです。とりなしの祈りこそ、神にあって、罪深い世にあって万事が益に変えられ、救いがなされるように働く奉仕です。
この聖徒の祈りが香となり、天の御座の香炉に入り、やがてこの地に投げ落とされるのです。この地上の出来事こそ、祈りの応答であるとさえ言えるようです。聖徒の祈りは弱々しく見えて、神のなさる地に、強く関係していたと知っていたでしょうか。改めて祈りに本腰を据えねばと思わされます。