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2012年4月 2日 (月)

主題 <エサウの歴史> 

聖書箇所 創世記 36章    (2012年 3月26日)

今日のみことば「これはエサウ、すなわちエドムの歴史である」(1)

  36章はヤコブの兄、エサウの歴史について、その子孫について記されている。
 エサウはカナン出身の妻をめとった。「アダ」、「オホリバマ」(2)の名前があげられているが、このエサウの妻として言われているが、以前に記されていたエサウの妻の名「エフディテ」、「バセマテ」(26:34)と異なっている。これはエサウがカナン出身の複数の妻をめとっていたということを示している。「カナン人の娘の中から・・・妻をめとってはならない。」(24:3、28:1)という父祖たちの戒めに従わなかったことが分かる。
 19節「これらはエサウ、すなわちエドムの子で、彼らの首長である。」とあり、エサウに続く子孫たちは「エドム人」となったことが言われている。このエドム人はセイルの山地を拠点とし、もともとは首長制度によって統治していたようであるが、イスラエルより先に王制をとるようになったようである(31)。エドム人が発展し力を持つようになっていったことを示している。
 しかし、どうしてこのような詳しいエドム人についての歴史が記されているのだろうか。それはかつてアブラハムの歴史に並び、女奴隷の子イシュマエルの歴史が挿入されていたのと同じである。エサウの子孫エドム人が、ヤコブの子孫イスラエル人の歴史の中で、どのように取り扱われてきたかを示そうとされていると取ることが出来る。神の御前に従順に生きた民族、そのように歩まなかった民族のそれぞれの歩みの違いがいかに大きいかを示そうとしている。
 私たちは、信仰によって神の民とされていることを覚え、主の従う民として、この地上の歴史を刻む者とさせて頂きたいと思います。