主題 <アロンがほっておいたので>
聖書箇所 出エジプト記 32章 (2012年 5月14日)
今日のみことば「モーセは、民が乱れており、アロンが彼らをほうっておいたので、敵の物笑いとなっているのを見た。」(25)
イスラエルにとってきわめて大きなとりとり返しのきかぬ失敗をしてしまう。神の山に上って四十日、帰らぬモ-セのことよりも、彼等にとって目に見える偶像の方が良かったのです。長年エジプトの偶像に慣れて育ってきたイスラエルにとってこの時は危機でした。
神は霊であって、神を礼拝する者も霊とまことによって礼拝せよ(ヨハネ4章)といわれているが、目に見えて、触れることのできる、偶像を求めていく弱さは、昔も今も同じように私たちをむしばむのです。
アロンはモ-セのいない留守中の霊的指導をするべきところ、「放っておいたので」(25節)民は乱れ、敵の物笑いとなってしまったのです。
霊的緊張はキリスト者にとってきわめて大事なので、週ごとに神に近づき主の礼拝をささげるように召されています。
霊的な高嶺を目指しているキリスト者にとって、絶えざる向上心と霊的な渇き、熱心な祈りを怠るときに、古き時代の生き方がよみがえってくる危険性がある。霊性は上に向かわぬ限り、停滞し、バックスライドしてしまう。自分と家族のための霊性のために忠実な信仰生活を打ち込んでいこう。
<祈り>緊張を失って大きな失敗し、霊的損失を招くことのないように。