主題 <牛一頭を牛五頭で贖え>
聖書箇所 出エジプト記 22章 (2012年 5月 4日)
今日のみことば「牛とか羊を盗み、これを殺したり、これを売ったりした場合、牛一頭を牛五頭で、羊一頭を羊四頭で償わなければならない。」(1)
イスラエル人における民事が、細かく規定された。盗みに対する教えが1-6節に記されている。牛や羊を盗むことがあったなら、五倍にして償わなくてはいけない(1節)。こうして神の民の中から、不道徳を除き、愛の生活をさせようとしている。五倍という罰則が犯罪を防ぐ目安となるのであろう。もっとも羊の場合は、四頭と規定されている。なぜだろうか。同じ盗みでも償いにの中に違がある。興味が湧くところです。
間違って、隣人の家畜を死なせた場合など、丁寧である。神は心を見ておられるということだろう。
21-27節では、弱者に対して親切でなくてはならないのです。その理由が27節に記されている。「彼がわたしに向かって叫ぶとき、わたしはそれを聞き入れる。わたしは情け深いから。」私たちの生活と性格は、神に似る者でありたい。神がいつくしみ深いのであるから、私たちも慈しみ深くあるべきですが、またいつくしみ深くなれるのです。それはこの神を深く交わり、神に学び、神にならうからです。
<祈り>主よ。あなたの前に、真実な生活によって恵みを示すことができますように。ア-メン。
<祈りの課題>