主題 <火の中を通し、きよく>
聖書箇所 民数記 31章 (2012年 7月19日)
今日のみことば「すべて火に耐えるものは、火の中を通し、きよくしなければならない。………、火に耐えないものはみな水の中を通さなければならない。」(23)
偶像礼拝や堕落が、聖潔(ホーリネス)にいかにかけ離れたものであるかが本章よりわかります。
ミデアンのわざわいを徹底的にこわしてしまいます。ミデアン人のわざわいとは、イスラエル人を偶像に誘惑して、バアル・ペオルの礼拝に引き込み、ミデアンの女との汚れた行いをするようにさせていったのです(民数記25章16~18節)。
こうした汚れをそのままにして、経済的に豊かになっても、決して幸福になることができません。かえって災いとなるものです。
第二テモテ2章21節には『自分自身をきよめるならば、主に役立つ器になる』と書かれています。神は分捕り品も、ことごとく火か水をとおしてきよめるべきことを命じられています。
F・Bマイヤ-は厳しい火で試されたものも、ゆるやかな水できよめるられたものもあるというところに、硬軟強弱とりまぜて主の聖化のみ手を見るような気がする、と語っています。
神は火や水にたとえるいくつかの方法をもって、私たちを聖化されるのです。あなたを大いに用いるために聖化させてくださるのです。
<祈り>主よ。あなたが私をいろいろな方法できよめ貴い器として用いてくださることを感謝します。