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2012年7月27日 (金)

主題 <口から出たとおりの事を実行>

聖書箇所 民数記 30章     (2012年 7月18日)

今日のみことば「人がもし、主に誓願をし、あるいは、物断ちをしようと誓いをするなら、そのことばを破ってはならない。すべて自分の口から出たとおりの事を実行しなければならない。」(2)

 自分で責任をとれる立場の人は、主に誓ったことは必ず守らなければなりません。自分の口で言ったことは実行しなければなりません。人と人との関係は、約束によって成り立っています。
 ところが父のもとにいる娘や、夫のいる妻の場合は、その誓いが、父あるいは夫が承認しない場合が起こります。この場合は、一つの誓約も無効とみなされ、誓願を果す責任から解除されます。
 神は彼女自身でどうにもならないと言う原因がおこったときも、しばりつけてしまうお方ではないと言う原則を示されたのです。
 神は約束を破ることを憂えたり、怒ったり、することよりも、情勢が万やむをえないと認めたならば、変更手続きを認めてくださるお方でもあるのです。
 私たちは原則だけで人をさばいてしまうことがありますが、神にある生活には思いやりや配慮が働くことを心に刻みましょう。

<祈り>主よ、私たちは自分で誓った事でも守り得ないことがありますが、そうした時にも私たちの弱さを理解して許し、変更をも可能な道を備えてくださることを感謝します。