主題 <海辺の砂浜のように>
聖書箇所 列王記第一 4章 (2012年12月13日)
今日のみことば「神は、ソロモンに非常に豊かな知恵と英知と、海辺の砂浜のように広い心とを与えられた。」(29)
神は生きておられる。これが旧約聖書の時代における聖徒たちの強い信仰であった。そしてこの神を信じて祈るソロモンに人並みはずれた祝福を注いでおられる。
後の預言者たちは、何度もダビデのゆえにイスラエルに祝福を満たし、約束を成し遂げると言われている。
だが、神に心を開いたソロモンに、神もまた数え切れない祝福を満たしたのです。非常に豊かな知恵を満たしたのです。数多くの知恵の書である箴言のことばを見出したのです。理解することよりも自ら示し、人々を指導したのです。人生の知恵、生活のあり方、家庭のあり方、政治や経済の道筋を教えることができたのです。
この大きな広い心は、誰もまねのできないほど豊かだった。彼の優れた知恵を求めて世界中から人々が群れをなして集まってきます。それにつれて、経済も、政治的な力をも増し加わります。
このすべての源泉は神であったことを記憶に刻みたい。神の知恵をいただいたゆえの祝福なのであり、それゆえに神にのみ栄光を帰さなくてはいけません。事業の成功も、家庭の祝福も、健康も、友人も、一日の生活も神によって支えられていたのです。
<祈り>海のような広い心と深い知識と山のような高潔な理想を与えて。