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2013年7月 3日 (水)

主題 <本当の知恵を追求したい>

聖書箇所  ヨブ記 28章     (2013年5月30日)

今日のみことば「こうして、神は人に仰せられた。「見よ。主を恐れること、これが知恵である。悪から離れることは悟りである。」(28)

 ヨブは自分の格言を述べる。この世の人々は金銀や宝石を求めている。このために深い鉱山に分け入り、さらに深い地底に潜るのである。自分が追求したい富や成功を夢見て継続して働き続ける。やがてその取り出された金や銀の鉱石を製錬して高価な金属を取り出す。それが楽しみであり、目的となっている
 しかし、「さんごも水晶も言うに足りない。知恵を獲得するのは真珠にまさる。」(18節)というのです。珊瑚も水晶も、当時の最高の価値あるものだ。だが、神の知恵がどれほどに優れたものであるかを比較するのである。ヨブにとってもそうだが、私たちにとって人生を生きる上でのほんとうの知恵を追求するものでありたいのです。
ではその知恵を何処で探り出せるのだろうか。
「しかし、知恵はどこから見つけ出されるのか。悟りのある所はどこか。」(12節)知恵は何処にでも見いだせる。私たちの世界には知恵が満ちている。しかし、その本当の知恵は、主イエス・キリストである。この方に知恵と恵みの霊が満ちているからです。イザヤ書11;1-2
 ふつう、人間は知恵のすばらしさを知ることは少ない。時には高価であると思っていた宝物は実はただの石ころや絵画に過ぎないこともある。
ヨブは再び、三度「では、知恵はどこから来るのか。悟りのある所はどこか。」と問うのである。知恵のすばらしさを熱心に求めることを教えたヤコブの手紙1;5に「とがめず、惜しむことなく与える神に求めよ」と。