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2013年7月 3日 (水)

主題 <主の道に歩む短さ>

聖書箇所 歴代誌第二  11章   (2013年3月 6日)

今日のみことば「彼らは三年の間、ユダの王権を強固にし、ソロモンの子レハブアムを励ました。三年の間、彼らがダビデとソロモンの道に歩んだからである。」(17)

ヤロブアムに率いられてまとまった、北王国に対し、南王国のレハブアム王は、兵を整え戦う準備をする(1)。しかし、預言者シェマヤによって、兄弟である北の人々と戦ってはならないという主のことばを聞き、行軍を中止する(3、4)。レハブアムは、ここでは主のことばに耳を傾けた。防備の町々を建てたのは(5)、ユダの西、東、南の防備を固めるためであり、北イスラエルにではなく、諸外国の侵入に備えるものだった。
 その後、祭司たち、レビ人たちが、北王国全土から出て来て、レハブアム王についた(13)。北王国では、偶像を拝するようになっていた(15)。北王国は、ソロモンに対する不満によって十部族が集まったという点が強かったが、不満だけで真の一致は作れなかった。さらに、「主を尋ね求める者たち」までもが北王国を離れ、南王国に集まってきた(16)。神殿の奉仕者と共に、主への信仰を明確にしている人々が、続々と集結した。南ユダは、ダビデ王家と同族によってできた国ということではなく、神への信仰を明確に持つ者が集う国家であった。南ユダにレハブアム王が即位して最初の三年間、王権が強固にされた(17)。このようなユダ王国の基礎固めは、王の指導力によるだけのものではなかった。それは、確かな信仰を持つ人々によるのであり、彼らがダビデやソロモンの歩みに倣ったからである。しかし、王権が強固になるにつれて主からはなれていってしまうことになった。