主題 <やめよ。わたしこそ神であることを知れ>
聖書箇所 詩篇 46篇 (2013年7月29日)
今日のみことば「やめよ。わたしこそ神であることを知れ。わたしは国々の間であがめられ、地の上であがめられる。」(10)
詩篇46篇の全体は神こそが信仰者にとっての避け所であり、力の源であり、苦しむときの助けであることを確信し、告白している。それゆえに、なにが起こっても恐れることはないと高らかに告白し賛美している。
4~7節では神の都エルサレムについて語られ、その都の中心に神が共におられたゆえに揺るがされることがなかったことが語られている。かつてイスラエルの歴史を振り返るとき、多くの国々から攻められ危機的な状況に立たされてきたことがあったが、たびたび神によって守られてきた。一度は捕囚となり荒廃するが、神の約束と導きにより神を礼拝する神殿、城壁の再建により再び国は復興されていった。神が共にある都はあらゆる場合の最後の避け所であることを歴史が証明している。
主を信じ、主に仕えるしもべの姿として告白されている次のみことばに注目したい。「やめよ。わたしこそ神であることを知れ。」(10)とあり、今日、信仰者である私たちは神がどのようなお方であるかを知り、神のなさった御業に目を向けていくことが重要である。
私たちは速やかな解決を求めて、自らの判断、行動を起こしていくことが多いのではないだろうか。しばし今起こっている問題、課題があるならば尚の事、主の前に静まり、祈るところから始めなくてはならないのではないだろうか。すべてをご存知であり、導いて下さる主の前に静まり、導きを求めて行くことを優先した生き方となるように祈りたいと思います。