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2014年6月16日 (月)

主題 <主が共に戦われる>

聖書箇所  詩篇 60篇      (2013年8月12日)

今日のみことば「あなたは、あなたを恐れる者のために旗を授けられました。それは、弓にかえて、これをひらめかせるためです。」(4)

 詩篇60篇の表題に「ダビデがアラム・ナハライムやアラム・ツォバと戦っていたとき、ヨアブが帰って来て、塩の谷でエドムを一万二千人打ち殺したときに」とあり、その戦いについてはサムエル記第二8章や歴代誌第一18章に記されている。ダビデは北から攻めてくるアラム軍と戦っている時に、南からエドムが攻めてきた。この時、ヨアブが派遣されエドムを一掃したことを記念して歌われたものである。
 1節に「神よ。あなたは私たちを拒み、私たちを破り、怒って、私たちから顔をそむけられました。」とあり、このダビデの告白は明らかに、イスラエルは神から見放され戦いに敗北(3)してしまったことが分かる。しかし、そのような中で神は「旗」を授けられた(5)とあり、この幻はおそらく神の臨在を示し、イスラエルの民たちが再び神の民として神を恐れ従う者として整えられ、武器などではなく神に信頼していく信仰を示していくことを神が望んでおられることを意味していたと考えられる。
 ダビデは神の助けを求めて祈りました(9-11)。神の助けなしに勝利することは出来ないことを悟ったのでした。そしてこの後、ヨアブはエドムに対して派遣され大勝利を得ました。
 一度の苦戦、敗戦を経験し、神の助けなしに戦うことのできないことを、神への信仰を回復したとき、再び勝利を得ました。
私たちも信仰の戦いによる勝利を歌われた詩篇に触れ、改めて私たちと共にあって戦われる神を覚え、神への全幅の信頼、信仰をもって歩む者とならせて頂きたいと願います。